朗読は美味しい身体表現です。
11月9日 月曜日
朗読を味わうということを伝えたかったワークショップ@北九州市・教念寺さん
こちらの朗読教室の主宰者である古賀恭子さんに呼んでいただき、実現しました!
げろきょ こと 現代朗読協会で学んだ音読・群読エチュードを使ってやってみました。
軽く呼吸法をやって、みんなで「吾輩は猫である」を一緒に読んだり、お経読み。
みなさん、意外にも夏目漱石を朗読したことは無いそう。
「夢十夜」や「永日小品」をお勧めしてきました。
かくいう私も、朗読を始めてから夏目漱石が朗読しがいのある文章を書いていたことを知りました(^^;;
そして、山村暮鳥の「聖三稜玻璃」から『いちめんのなのはな』で、ふたり一組で挨拶朗読してみたり……。
これはみなさん、楽しめたみたいです!
ふだん、絵本の読み聞かせをする機会が多いそうで、納得。
次は輪唱朗読。
短い、猫のリズミカルな詩を使い、ふた組に別れて。
後からのグループはどうしてもつられてしまい、時々リズムが狂う。
一緒のグループ同士の声、呼吸を感じることを少し知ってもらえました。
群読いいね!の声が聴けて、嬉しかったです(*^^*)
最後はひとりずつ読んで、みんなで「どんな食べ物食べてる感じがしたか?」
あるいは「どんな色、景色が見えた?」
と朗読を味わう練習。
はじめは難しかったみたいですが、徐々にありのままの感想が。
お一人だけ、ふだん声楽をやっている方が「私は歌います」ということで、『浜辺の歌』を歌ってくださいました!
隣で聴いていたので、ビリビリ響いてくるその歌声に、「からだは楽器なのね!」という言葉が飛び交いました。
ほんと、その通り!
朗読も歌も、声を使う表現って、身体表現なんですよね!
最後に、私も持ってきた作品を1つ読ませていただきました。
現代朗読協会のBOSS水城さんが書いてくださった「きのこ女」
多分……いや、私は全く朗読が上手ではないです。
そんな私の朗読が、どうやら何か引っかかって心に残ったようです。
それで、少し何か置いてこれたように感じました。
もっと自由に表現していいんですよ〜!を楽しんでもらいたかったのですが、それはまた次回やってみたいです!!
みなさん、人生の大先輩ばかりで、さいごには暖かく励ましの言葉もかけてくださり、感謝でいっぱいでした!
ありがとうございました!
また来ます!
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